男は背負って強くなる

今日はちょっとばかりパートナーシップのお話です。
今週のメルマガ「ひっそり本当の話をしよう」に書いたところ、たいへんな反響だったので、あらためて加筆してブログにします。
「メルマガ読んでなかったー!登録してなかったー!」という人、安心してください!(^ ^)

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丸投げ!

さて、最近私は夫である立花岳志に
「稼いでね〜。がんばって〜。よろしく〜♪」と
あえて「丸投げ」の姿勢をとっています(笑)。

もう私はお金の心配はしない。

「岳志くんがどうにかしてくれる♪」

それでいいことにしてしまうのです。

もちろん実際は私も仕事をしていますし、我々は2人で会社を運営しているので、稼ぐかどうかは2人の問題なのですが、でも気持ちの上で、私は「がんばらない」ことにしているのです。

スピリチュアル界隈では言っている人も多いですが、女性が「私がなんとかしなくちゃ!」とがんばると男性がどんどんダメになる、という法則があるようです。

私もそうだと思います。

しっかり者でがんばり屋、親子関係で苦しい思いをしてきた、自己肯定感の低い自立型の女性が、けっこうこの罠にはまるんです。

お金のこと、生活のこと、相手の状態のこと・・・女性が力を入れて背負えば背負うほど、男性は力をなくしてダメになっていきます。

私も大昔、1回めの結婚ではまさにそうやって相手も自分もダメにしました。。

でもそれがあったからこそ、自分の心に向き合うということに真剣になって、いろんな気づきを得ていったんですけれどね。

そして今回の結婚ではお互い少しずつ成長して、最近はこんなかんじになっている、イマココ。

でね、こうやって丸投げして任せていると、彼がどんどんやる気になって働くようになるんです(笑)

これは私の持論ですが、男性って、責任を背負えば背負うほど強くなるしデカくなる、って思ってます。

お父さんは責任=愛

昔からお父さんて、家族を養うことに命をかけてがんばってきたでしょう。

しかし往往にして、ちっとも感情表現しないもんだから、それが妻や子に伝わらず「お父さんは仕事ばっかり!私たちのこと愛してくれない!見てくれない!」とか言われちゃったりするけど、

まあそういう不器用さはこれからの時代、変わっていった方がいいけれど、

でも本質的には、それが男性の責任の背負い方であり、「責任=愛」だったりするんですね、昔ながらの人は特にね。

それが「父性」というものの一つの姿なんだと思いますし、健全な男性性の現れだと思います。

そうやって男性性を発揮していると、やっぱり男性は自己肯定感が満ちてくるでしょうし、より力がついて器も大きくなってくるのではないでしょうか。

そんな難しい話じゃなくても、やっぱり男性は「頼られるとうれしい」という心理があるみたいだから。

女性は乗っけてもらっちゃえ

そのためにも、女性は男性に乗っかっちゃった方がいいんじゃない?って、最近やっと思えるようになりました。

どんどん背負ってもらっちゃって、乗っけてもらっちゃって、こっちは軽やかに好きなようにしてると、意外とうれしそうにがんばってます、ウチの場合。

あ、でもそこには「あなたがやってくれないと私が生きていけないのよ!困るのよ!」という深刻さは乗せていない、というのはあるかもしれません。

いざという時は私もなんとかするしね、っていうつもりはありますからね。

筋トレのような「いい負荷」なのか
苦役のような「辛い重荷」なのか

後者だとやっぱりかわいそうな気がするね。

そこらへんは紙一重かもしれないし、その違いはお互いの精神的な自立度と信頼関係によるかもしれませんね。

これって、特に元々自立型の女性にとっては、それ自体すごく修行でありチャレンジであると思います。
なかなか、できないんだよねー、自立型の女は。
あまりに「あたしがやらないと!」に慣れすぎちゃってね。

実際に仕事するしないはともかく、精神的に手放す、任せる、乗っかる、楽にする、という方向に自分をシフトさせていくことには、新しい可能性があるような気がします。

責任背負ってる男性はカッコいい

そして男性でも、この話を「試練」と感じる人もいるかと思います。
「えー、責任!カンベンしてよ、オレ無理・・」みたいな。

そう、そこですよ。
男が成長するポイントは、責任。

それを避けたままだと、いつまでたってもマインドは「息子」のままです。
気楽だけど、実は自己信頼が育ってない。
自己信頼が育ってないからこそ、気楽なままでいたい・・・
というループではあると思うんですが。

やっぱり男性は「お父ちゃんマインド」に成長することが、社会でもしっかり存在感と立ち位置を作っていく鍵ですね。
実際に子供がいるいない関係なく、器の大きい男性は、やっぱり「お父ちゃんマインド」すごく持ってると思います。
それ、もうちょっとカッコよくいうと「成熟した男性性」ということ。
しっかり責任を背負ってる男性はやっぱりカッコいいと、私は思いますね。

そのためには、責任を怖がってないで、ちょっと負荷をかけて、責任背負ってみることです。
そうすることで、いつのまにか自己信頼も育ってくると思います。

「責任」てべつに、ハラ切るとか、クビが飛ぶとか、そういうことじゃないんだよね。
責任の定義がそれだったら、そりゃあ怖いですわね。

じゃなくて、本来の責任て、大切な人やものを大切にするために、全力を使っていく覚悟だと思う。つまり、愛よね。
男性にそれがあると、女性はすごく安心できるんだよね。

で、自立型の女性は、男性からそういう責任を奪わないようにしたいですね。
ストップ!「あたしが!」を心がけましょう。
ハラハラしちゃってしんどいと思うけど(笑)

まあ私も、今までそれができなかったからこそ、こうやって語れるわけなんですけど。
我が家も日々実験です。

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、前に進みたい人、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
その他、心と意識をクリアにするサウンド瞑想など、独自の立ち位置で音楽制作やライブイベント等も行っている。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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