つまらない人生を変えたかったら、まず「望んでいい」と自分に許可しよう

今生きていておもしろくない
毎日つまらない
なんだかしんどい
なんだか灰色
なんだか重い
もうなんだかよくわからないけど気力ないし
なんかもうどーでもいい・・・
生きてるっていったい何???

みたいに感じているとしたら

あなたは今
あるいはもうずいぶん長い間
「望む」ということをしていないのかもしれません。

「〜〜がほしい」
「〜〜したい」
「〜〜なりたい」

つまり「ほしい」「たい」

「欲する」といってもいいし
「望む」と言ってもいいけれど
これって生きる上でのエネルギー源のようなものだと
私は思います。

車がガソリンを燃やしてエンジンを動かすように
私たちのいのちというのは
「望む」ことによっていのちの火を燃やして
自分という存在を動かしているんじゃないでしょうか。

だとしたら
望まなくなったら
そりゃあ動きが鈍くなったり
動く気がなくなったりしても当然かもしれません。

だけど実際
「望む」ことをしなくなってしまった人も
けっこう多いです。

「望む」って???
はて。。さあ・・・??
みたいな。

きっといつかの昔
望んだのに得られなかったり
望んだら怒られたり
望んだら誰かががっかりした顔をしたり
「望んだら誰かが困るんだ」なんて自分で勝手に先読みしたりして

「もう望まない」って
心に決めちゃったかもしれないね。

そう決めちゃった人のまわりには
以降ずっと「望ませない空気」というのが
他人や場という姿形をとって
どんどん寄ってくるから

「望んでもムダだ」
「望んではいけない」
「望むな」
「何も感じるな、考えるな」
という無言の電波を
あなたはいっつも受信して
「そうだよな」と従順になって

望まず、感じず、考えず
諦めて、見送って・・
そんなことが当たり前になっちゃったかもしれない。

そうするとさ
やっぱり心が「灰色」になって
なんだかわからなくなっちゃうと思うんだ。
だから生きてるかんじがしない。

だけど、そんな場所に
もういいかげんうんざりして
「変えたい」という気持ちが
心の奥に疼き始めたら

おめでとう!

それ、それ!
「変えたい」って、
いま「たい」って言ったよね?
それが「望み」。

ぶ厚いコンクリートの下から
渾身の力と勇気を振り絞って
出てこようとしている
ちっちゃいその「芽」を
どうかちゃんと見てあげてほしい。

それがあなたの「望み」だよ!
それだけはちゃんと信じてあげて。

だから、変えたいと思った人が
最初に手をつけるべきことは

「望んではいけない」という
その禁止プログラムを外すことです。

「望む」以前に
その禁止令を解いて
「望んでいいのだ」という許可を
自分に出すことなんです。

これなくして「望む」ことはできません。

その禁止を解くためには
「自分が望んでも、どうせ叶うわけがない」とか
「自分が望んだら、人が嫌がる」とかいう
結果予測のプログラムを解除する必要があります。

話が複雑になるので
今日は「叶うわけがない」の方はちょっと置いといて。
「人が嫌がる」の方をとりあげますね。

「人」というのは、潜在意識においては
だいたい「親」のことを意味します。

あなたがなぜ望まなくなっちゃったかというと
「自分が望んだら、親が嫌がる」って
ちっちゃい子供のあなたが
プログラミングしちゃったから。

だから、以降そのプログラミング通りに
自分が望んだら親が嫌がったし
友達が、先生が、上司が、同僚が、家族が
みんな「嫌がる」顔をする。

そういう世界が
あなたの周りには構築されることになり
あなたはその世界に住んで
「人が嫌がらないために」自分が望むことを封印して
その代償として
灰色の心で生きることになったのです。

だから、ここで解除するべきプログラムはまず
「自分が望んだら、親が嫌がる」
これ。

それが本当にそうなのか。
そうだとして、だからなんなのか。
そうだとしても、そうじゃなくても
自分はどうなのか。

そんなようなことを
今の大人の自分として、検討しなおすのです。

あー、そうじゃなかったのか。
べつによかったのか。
そうであっても大丈夫だったのか。

と、心の底から納得できたら
もうそれは解除されたと思っていいでしょう。

そこが解除できてはじめて
「私は望んでもいい」
という許可が出ます。

そこからやっと
小さな「望み」の種から芽が出始めて
地面の上に顔を出してもいいことになってきます。

そうするとやっと
久しぶりに
ちょっと生きた心地を
取り戻したかんじがしてくるでしょう。

そうよ、
生きてるってそういうかんじ。

自分が自分の望みを持っていいこと。
自分が自分で、望むこと。
望んだら、それを取りに行っていいこと。
取りに行ったら、それを喜んでいいこと。

そんなことが
生きてるっていうことの
静かな喜びっていうことなんじゃないかと思います。

そんなたいそうなことやデカいことじゃなくて
ただささやかでもいいんです。

望むことは、いのちの火を燃やすこと。

小さなことから
今、自分はこれをどうしたいのかな?
どうだったらいいのかな?

そうやって自分に問うことを
続けていくといいと思います。

ついでに蛇足ですが
「〜〜にならないでほしい」
「〜〜されないようにしたい」
は「望み」とは違うからね。

先に怖いことを考えて
それを否定する形になっているでしょう。

それは「恐れ」です。

それでやっても
いのちの喜びにはなりませんよ。

「そうなっちゃヤなこと」
を思うのではありません。

「そうなったらイイこと」
を思うのです。

それを「望み」といいます。

「ええー、難しい」・・・・?

だったらまず、
その「望み禁止令」の解除を
先にやりましょうね。

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、前に進みたい人、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
その他、心と意識をクリアにするサウンド瞑想など、独自の立ち位置で音楽制作やライブイベント等も行っている。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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