「決める、信じる、行動する」ために必須なこと

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先日土曜日は、立花岳志と「決める、信じる、行動する・セミナー」でした。

私たち2人の他に、これまでTLI(ツナゲル・ライフインテグレーション)講座を受講した方々で、人生の軌道を自ら変えて結果を出している5人の方々にもお話をしていただきました。

参加者お一人一人が「自分事」に落とし込んで深めることのできるワークにも取り組み、タイトルのとおり、全体的に「前向き・未来向き」のエネルギーあふれるセミナーとなりました。

セミナーの内容はそれとして、今日はそれにちなんで、というか、多少のフォローも兼ねたお話です。
もちろんセミナーを受けていない方にも十分役立つ話題だと思います。

「決める、信じる、行動する」をやろうとした時に、実は必須の下地がある・・・・というお話です。

決められない、信じられない、行動できない

さて、「決める、信じる、行動する」。
ものごとを変え、人生を変えていくコツはまさにここにあるのですが、しかし。
多くの人が、次に現れるハードルの存在に気づくでしょう。

でも・・・・
しかし・・・・
とはいっても・・・・

はい、頭の中にモヤモヤと雲がかかりはじめましたね。

なかなかねえ・・・

決められない。
信じられない。
行動できない。

そんな自分もいないでしょうか。

そうなんです。

「決める、信じる、行動する、だ!さあ、やりましょう!!」
って言ったって、
「ハイ、それでは!!」
って、すぐにビューーンと行ける人はなかなかいないのです。

なぜなら、それができるためには、それ以前に十分な「土壌」ができている必要があるからです。

土壌とは何か。
「あり方」= Being です。

「あり方」= Being とは、分かりやすく言うと
自分が自分のことをどう思っているか、という自己認識や、
自分の生きる世界や未来をどのように感じているか、という世界観のベースのようなもの。
つまり、認識の前提であり、コンピュータでいったらOS(オペレーションソフト)のようなものです。

そのOSをベースに、いろんな実行アプリが走りますから、
OSレベルでガタガタだったら、アプリを実行しようにもできないわけです。

心のOSはどうなってる?

The Brain is Thinking (Processor)

その「心のOS」でまず重要なのは、自分自身の定義です。

私たちはふだんほとんど自覚がありませんが、自分で自分のことを「こういう人間」と定義づけて生きています。

たとえば
「自分はこれくらいの人間」という、自分のレベルや価値の感覚。
これをどれくらいの高さに置いているか。

多くの人が無意識ですが、ここをけっこう低く置いています。

自分なんてこれくらいだ。
この程度だ。
人並みだ。ほどほどレベルだ。
人並み以下だ。自分はどうせ。
こんな自分じゃあダメなのだ。

などなど。

そして、自分が考えることや感じることを、どれほど重要だと思っているか、の自己重要度の感覚。
これをどれくらいに置いているか。

多くの人が無意識ですが、自分より他人の方が重要になってしまっています。

自分の考えることは間違ってるんじゃないか。
自分の感じ方なんてとるに足らないものなんじゃないか。
自分が思ったってアテにならないんじゃないか。
自分程度がやったって意味はないでしょう。

それより、親の言っていることの方が正しいはず。
◯◯さんの考えの方が確実なはず。
テレビで言っているから大丈夫のはず。
その通りにしないとよくないはず。

などなど。

そしてさらに、未来をどれほど明るく希望を持って考えられるか、という安心度の感覚。

これも無意識に、「よくなる未来」より「ダメになる未来」の方がだんぜんリアリティが強いのが、多くの人の実情です。

失敗するんじゃないか。
嫌われるんじゃないか。
ダメになるんじゃないか。
傷つけられるんじゃないか。
世の中どんどん悪くなるんじゃないか。

などなど。

はい、今の時代の日本ではだいたいの場合、無自覚無意識に育ちっぱなしで大人になっていると、残念ながらこういう感覚が当たり前になってしまうのです。

自分の力も価値も重要度も低く見積もって、
自分も世界も未来も信じることができない。

これを名付けると「自己否定・ダメワールド」
こういう心のOSが、初期設定されてしまっているということです。

初期設定のOSのままでは難しい

この「自己否定・ダメワールド」のOSの上では「決める、信じる、行動する」を発動するのは難しいのはわかりますね?
そもそも信じてないんですから。

もちろん、気合と根性で押し切ってがんばることはできるかもしれません。
しかし、かなりの気合と根性がいるはずです。
それができる人はかなりの馬力の持ち主かもしれません。

しかし、そこまでの根性を出し切れない人は、やっぱり途中で挫折して
「やっぱり自分は無理だった」と、またしても「自己否定・ダメワールド」へ帰還・・・ということになりかねません。

そいうわけで、残念ですが、多くの方がこういう「自己否定・ダメワールド」のOSを初期設定にしているところからのスタートにならざるを得ないのが現実です。

だから「決める、信じる、行動する!」といわれても、

でも、だって、しかし・・・
決められない、信じられない、行動できない・・・

ということになるのですね。

だから心の土台作りから

tree with roots

だから!

結局、心。
自分。
自分の思考と感情とあり方の変革に取り組むこと。
そこ、ちゃんと見ること。

そこなんですよねえ。

そこからしか始まらないです、ほんと。
これがOSだから。
自分を動かしている根幹だから。
ここがクリアに動いてないと、どんなに優秀なアプリ積んでも、結局 OSの性能の限界どまり。
自分のOSがいちばん自分の足を引っ張るんですよ。
これはほんと、もったいないです。

でもね、この領域はね、ヤな人はヤだからねー。
見たくないんだよねー。
こわいんだよねー。
こわいってことさえ認めたくないんだよねー。
どうにかそこには触れずに別ルートでなんとかしたい、って思うんだよねー。
だからますます、なんかスゴイ最新のアプリはないか!って探すんだよねー。
OSはまったくいじらなくても高性能マシンに変貌できる、神のようなアプリをね。
まあね、それがみつかるならがんばってみてもいいですし、
それでなんとかいけるならもちろんOKですけどね。

でも、一方で、心に向かうことの根本的な重要性に気づいている方もまた増えています。

まさに、今回のセミナーや、これまでTLI講座、ビリーフリセット講座などに来てくださった皆さんは、深いところで「結局そこだよね!」ということに共感してくださっている皆さんです。

そして、勇気を持って、まず自分自身の「心のOS」に取り組んだ方々が、「決める、信じる。行動する」ステージへとどんどん羽ばたいています。
順番としては、そういうことなんです。

今回発表してくださった皆さんは、発表時にはそのあたりについて多く触れていませんが、皆さんそれぞれに、実はすごくそこの土台に取り組んだ積み重ねがあるのです。

心の取り組みは土台づくりです。
はっきりいって地味です。
すぐに目に見える成果に直結しません。
最初は意味がわからないかもしれません。
時にはイヤなところをほじくるようなこともあります。

しかし、おいしい野菜や果物を作るのに、良質な土壌づくりが不可欠であるように、「行動して結果を出す」という花が咲き実がなるためには、心の土台・土壌を豊かに耕しておく必要があるのです。

長期で見た時に、この取り組みは本当に根本的かつ持続的なパワーを発揮します。
はっきりいって一生モノです。
土がよければどんな植物植えたってよく育ちます。

大木が天を目指してどこまでも伸びるには、どこまでも深く根を張ることが大事。

そびえるような高層ビルを立てるためには、深く強い土台の工事が大事。

心もまた同じことです。

その心の地盤について、わかりやすく解き明かし、変革していくツールが「ビリーフリセット」ということになります。

「決める、信じる、行動する」を、本当にやっていこうと望む熱い心を持つ方は、
それと同じだけの熱を、自分の心の地盤を整えることにも注いでゆかれたら、はっきり言って最強です!

その道筋にトータルで取り組むのが、TLI(ツナゲル・ライフインテグレーション)講座
2日間×4ヶ月の大がかりな講座ですが、私も立花も、本気で自信を持っておすすめできる講座です。

何かを成したい方、自分で人生を決めて、行動を起こしてゆきたい方には最適です。

10期TLI講座、ただいま受付中です。
詳しくはこちら→

そして、ビリーフについて特化して学んでみたい方は、ビリーフリセット初級講座。
そんな心への取り組みを、カウンセラーとしてサポートする側に回りたい方は、ビリーフリセット・カウンセリング講座 。
それぞれ、下の欄にお知らせ欄がありますのでごご覧ください。

心の土台作りから、ヴィジョンを描き、決めて、信じて、行動して、実現、やがて世界貢献まで。
そんなトータルなコンセプトで、我々「ツナゲル」は来年も進化していきます。


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、前に進みたい人、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
その他、心と意識をクリアにするサウンド瞑想など、独自の立ち位置で音楽制作やライブイベント等も行っている。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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